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これだけは知っとけ！ブラジル情報

ブラジル株投資信託に投資するなら知っておいた方がよい情報をまとめました。

　ブラジルってどんな国？　

ブラジルは約300年もの間ポルトガルの統治下にありましたが、1822年に独立しました。

何度か軍事政権による統治も経験しながら、工業・農業面での成長を遂げてきました。天然資源や労働力に恵まれ、今や南米において経済のリーダー的な存在になっています。

所得格差が激しいことや、高犯罪率であることが課題です。

ブラジルの経済はどんな具合？

ブラジルの主要な産業としては、近代的農業、鉱業、製造業、サービス業で代表されます。ブラジルは経済力で他の南米諸国を圧倒し、世界市場でも大きな位置を占めるようになってきています。

2003年以降は外貨準備高の引き上げ、負債の軽減など、財政の健全性を高めつつあります。この甲斐あってか、2008年にはブラジル国債は投資適格の格付けを受けています。

ブラジルは 2007年、2008年には記録的な経済成長を遂げるものの、2008年の9月には世界経済危機により大きな打撃を被りました。ブラジルは輸出品目のうち、生活必需品の比率が高かったため、世界的な需要の冷え込みの影響を受けて、輸出額が減少、信用も低下しました。

しかしながら、ブラジルは新興国のうち、最も早期に景気を回復して世界にその底力を見せつけ、その信頼を取り戻します。 輸出の回復によって2010年にはGDP成長率がプラスに転じます。ブラジルの力強い経済成長と、高い金利は国外の投資家にとっては魅力的です。

近年の国外からの資本流入により、その通貨レアルへ評価は高まっており、海外からの投資に対しては政府は税率を引き上げる措置をとっています。他の新興国と同じく、急速な経済発展によりインフレが懸念されますが、中央銀行は変動為替相場制の導入と、財政引き締めによってインフレを抑制するとの方針を発表しています。