HOME>ブラジル株の買い方は4通り

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米国市場で購入、ブラジル市場で購入、ETF、投資信託の4通り

ある程度成熟した日本株に比べ、新興国のブラジル株は今後の大きな成長が見込めるため、魅力的です。
しかしながら、ETFや投資信託以外ではブラジル株への投資方法はあまりポピュラーではありません。
このページでは、ブラジル株への投資の仕方について説明しています。
日本においてブラジル株の買い方は4通りあります。

1.ブラジル市場で購入する
2.米国市場に上場されているブラジル株(ADR)を購入する
3.ブラジル株関連のETFを購入する
4.ブラジル株関連の投資信託を購入する



1.ブラジル市場で購入する

ブラジル株を購入するのに一番手っ取り早いのは、ブラジル市場に上場されているブラジル株を直接購入することです。
日本国内でブラジル市場に上場しているブラジル株を購入できる証券会社としては「ニュース証券」があり、2009年秋からブラジル株を取扱っています。楽天証券や大和証券等に比べてあまりメジャーでないため、口座をお持ちでない方が多数だと思いますので、まずは電話かメールで問い合わせの後、口座開設を行います。その後、取引銘柄を指定し、指定口座に入金して購入します。
なお手数料として取引ごとに約定代金の2.1%(最低手数料:100レアル)が必要です。


2.米国市場に上場されているブラジル株(ADR)を購入する

1.のようにブラジル市場で直接購入するほかに、米国市場に上場されているブラジル株のADRを米国市場で売買するという方法があります。ADRとは、「American Depositary Receipt」の略で、日本語では「米国預託証書」と言います。

ブラジルの企業が米国の信託銀行に自社株の一部を預け、それを信託銀行が代わりに米国市場に株式を上場して我々が株を取引できるようにしているわけです。

こちらは、「楽天証券」、「SBI証券」、「大和証券」等、大手証券会社が扱っており、米国株に投資するのと手順は同じですので、取引のハードルは低くなっています。

米国市場に上場しており、ADRとして取引可能なブラジル株の銘柄はこちらのページにまとめています。
◆米国市場に上場されているブラジル株(ADR)一覧


3.ブラジル株関連のETFを購入する

個別の銘柄に投資するのならば1、2の方法ですが、分散投資(ETF、投資信託)を選ぶ方法もあります(投資信託は後述します)。

日本で購入可能なETF(上場投資信託)は以下の3銘柄があります。aとbは米国ETFの取扱いのある証券会社(楽天証券など)で、cは日本株と同様に売買できるので、どこの証券会社でも取引することができます。

個別銘柄を買うのに比べて分散投資によるリスク分散もできますし、取引の手軽さ、手数料の安さから言っても初心者に適した投資方法と言えます。

a.【米国ETF】iシェアーズMSCIブラジル・インデックス・ファンド(ティッカー:EWS)
 「MSCI ブラジル指数」と同等水準の投資成果を目指す米国市場上場のETFです。「MSCI ブラジル指数」はブラジル市場の主要銘柄(ヴァーレ、ペトロブラス等)で構成される指数です。
b.【米国ETF】マーケット・ベクトル ブラジル小型株ETF (BRF)
「マーケット・ベクトル・ブラジル・小型株指数」と同等水準の投資成果を目指す米国市場上場のETFです。「マーケット・ベクトル・ブラジル・小型株指数」は、ブラジル市場で比較的時価総額の小さい企業で構成される指数です。
c.【東証ETF】(NEXT FUNDS)ブラジル株式指数上場投信(東証:1325)
 「ボベスパ指数」(円換算)と同等水準の投資性かを目指す東証上場のETFです。「ボベスパ」指数はブラジル市場の上位80%以内で取引金額が市場全体の0.1%以上であること等の基準で選ばれた銘柄から構成される指数です。


4.ブラジル株関連の投資信託を購入する

ETFに比べると手数料(信託報酬)は少し高めですが、一万円から購入可能、ETFと比べて販売銘柄が多い点が魅力な投資信託もブラジル株への投資方法の一つです。

ブラジル株を対象にしたブラジル株投資信託は十数本あり、インデックス/アクティブファンド、インフラ関係、消費財関係、配当指向型等、投資目的に応じて銘柄を選択することができます。

ブラジル株関連の投資信託の銘柄一覧は以下のページをご覧ください。
◆ブラジル株関連の投資信託チャート
◆ブラジル株関連の投資信託ランキング

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