HOME投資信託選びのポイント[ポイント1]

投資信託は数多ありますが、ファンドマネージャーの腕や投資信託の性格によってその運用成績は異なります。
数あるファンドの中から成績の優れたものを選びたいという場合には、投資対象や運用手法が類似の同様なファンドから優れたものを選ぶ必要があります。ここでは、投資信託を選ぶときのポイントをご紹介します。


★[ポイント1]基本データから絞り込む★
まずは基本から。その投資信託を扱っている証券会社やモーニングスターなどの投資信託情報サイトには必ず設定日、償還日、手数料、基準価額等基本的なデータが掲載されていますので、まずはそうしたデータを眺めましょう。
 1.償還日が無期限、もしくは十分に長く設定されているもの
 2.手数料(購入時手数料、信託報酬手数料、解約時留保額)が比較的安いもの
 3.純資産総額が極力多いもの(少なくとも50億円以上)

1.償還日が無制限、もしくは十分に長く設定されているもの
償還日でになれば、強制的のその価格で解約されてしまいます。最低でも償還日は現在から5年以上、もしくは無制限に設定されているものを選びましょう。
自分は短期売買しかしないんだ!と腹を決めている場合はこの限りではありませんが、償還日は長いに越したことはありません。

2.手数料(購入時手数料、信託報酬手数料、解約時留保額)が比較的安いもの
当たり前ですが、手数料は安いものを選びましょう。購入時手数料、解約時留保額はそのまま自分の儲けが減ります。仮にこれらの手数料の合計が0%、5%の二つのファンドがあった場合、同じ5%値上がりしたときを考えると前者は5%の利益、後者は差し引き0%の利益となってしまいます。
信託報酬手数料はそのファンドの基準価額に効いてきます。高い信託報酬手数料を取る分、それを相殺して余りある運用をしてくれればよいのですが、残念ながら信託報酬手数料とファンドの成績は比例しないことがほとんどです。信託報酬手数料が低くてもよい運用をしているファンドも多くあります。
特に同じインデックスファンドの場合は、絶対的に手数料の低い銘柄を購入した方が有利です。インデックスファンドについて例を挙げましたので、参考にしてみてください。
インデックスファンドは手数料が安いものに限る?
手数料のみで購入するファンドを決めるのはおすすめしませんが、投資信託を選ぶうえで重要な項目です。

3.純資産総額が極力多いもの(少なくとも50億円以上)
純資産総額は50億円以上が理想です。純資産総額が小さすぎると、投資するお金がないわけですからどんなに優秀なファンドマネージャーでも効率的な運用ができません。このような状態では、あらかじめ設定された償還日以前でも繰り上げ償還される危険性があります。10億円を切るようなファンドは要注意です。


いかがでしょうか?このホームページの左上のリンク、投資信託チャートのページにこれらの基本情報をまとめていますので、参考にしてみてくださいね。
次は基準価額のチャートを見て選ぶポイントをご紹介します。
★[ポイント2]チャートを見て運用成績から絞り込む★


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