投資信託販売会社ランキング

販売会社選びのポイント

 株式とは違って、投資信託は販売会社によってその取扱銘柄や販売手数料などが異なっています。また、販売会社によって積み立てサービスの有無や買付代金の引き落とし方法、顧客サポートなどに差があるため、投資対象とするファンドの選択とともに、販売会社を賢く選択することも非常に大切なのです。

1.購入手数料

 投資したい銘柄が予め決まっている場合には、まずその投資信託を扱っていることが第一条件です。投資したいファンドの運用会社のサイトで販売会社を探しましょう。販売会社が複数ある場合には、その中で購入手数料の安い販売会社を探します。投資信託の購入手数料は上限は決まっていますが、実際の料率は販売会社によって異なる例が多いのです。

 下の表は金鉱関連企業の株に投資するブラックロック・ゴールド・ファンドの買付手数料を販売会社ごとにまとめたものです。

購入口数 ~100万 ~500万 ~1000万 ~2500万 ~5000万
SBI証券 一律1.05%
ジャパンネット銀行 一律1.05%
カブドットコム証券 一律1.05%
マネックス証券 一律1.05%
楽天証券 一律1.05%
ソニー銀行 2.10% 1.575% 1.050%
三菱UFJ信託銀行 2.10% 1.575%
中央三井信託銀行 2.10%
極東証券 3.15% 2.10% 1.575%
証券ジャパン 3.15% 2.10%
リテラ・クレア証券 3.15% 2.10%
三菱UFJ証券 一律3.15%

 ※この情報は2009/1/13現在のものです。最新の情報は各証券会社にお問い合わせください。

 ブラックロック・ゴールド・ファンドの場合、1.05%~3.15%まで販売会社によって料率が3倍も違っていることがわかります。なるべく手数料を低く抑えたい方は、まず運用会社のサイトで販売会社を確認し、複数の販売会社間で販売手数料を比較してみましょう。

 一般的に、窓口での商品説明がなく、インターネット上で取引ができるネット証券で手数料が低めに設定されているようです。購入時や購入後にじっくりと窓口で相談したいという方は、ネット証券ではなく、窓口のある証券会社や銀行・郵便局などでの購入をお勧めします。

2.取扱いファンド数

 販売会社によって、取り扱っているファンドの銘柄も本数も違います。投資信託を始めるとつい別のファンドも欲しくなるもの。他のファンドが欲しいと思ったときにいちいち別の証券会社の口座を開設するのは面倒な上に、開設手続きにかかる期間のうちに欲しいファンドが値上がりしてしまってはがっかりです。また、証券口座をたくさんもっていると口座の管理も面倒そのものです。

 取り扱いファンド数が多い証券会社に口座を開設しておけば、別のファンドが欲しくなった場合でも同じ証券会社が取り扱っている豊富なラインナップの中から選択することができます。一つの証券口座で複数のファンドを管理できるので快適です。

 取扱いファンド数の多い証券会社は?

3.特典
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